H8/3069 Tipsとして、秋月電子通商のH8/3069Fネット対応マイコンLANボードのノウハウを紹介します。このキットには次のようなソフトウェアも付属しています。

H8/OSOSおよびモニタ
h8writeROM書込。
jermRS232C通信。モニタやprintfの出力を見るために利用する。
putH8/OSの動作しているCPUに対して、RS232C経由でRAMにプログラムを書き込む。

H8/3069 Tipsでは、上記のソフトウェアを使った時のノウハウをまとめたものです。なお、上記のH8/OSはMESの前身になるシンプルなOSで、H8/3069以外のH8シリーズで利用でき、組込みソフトウェアの学習に適していますが、一方で、TCP/IPプロトコルスタックやEhternetドライバはパケット紛失等の準正常処理がやや不十分です。詳細はOSの改造のページで解説しています。

なお、開発環境には、MacOSを利用しています。


〜2009/72009/8〜
マシン PowerPC G4 1GHz mac mini 2GHz Intel Core 2 Duo
OS MacOS 10.3.9 * MacOS 10.6.2
その他 Xcodeインストール済み
*:その後10.5にアップグレードしました。10.3.9時にmakeしたjerm,put,h8writeはアップグレード後もそのまま利用できています。10.5環境でのmakeはgccのバージョンもあがっているためにwarningが出ますが、対処しなくても動作するようです。また、10.5にアップグレードした際に、下記で記載のKeyspan社シリアル-USB変換器のドライバを更新しました。このドライバの場合は、下記で記載のcu.USA19QI1b223P1.1のような名称ではなく、cu.KeySerial1 といった名称になります。(2015年にはドライバの配布先のページが削除されていました)



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