次の表に私たちの選んだ業者の評価をまとめました。 会社そのものより担当者によるところが大きいので参考程度でご覧下さい。 |
土地探し | 建物 | 融資 | |||
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ライフクリエート Centry21 | アサカワホーム(工務店) (設計はカーサ設計事務所) | みずほ | 中央三井信託 | 財形転貸 | |
顧客対応 | ○ 非常に丁寧。しかし支払い時にそれまでの担当者が理由の説明もなく急に変えられた時には不安を感じた。 | △ そこそこ。説明不足を感じたこと(下記のサッシガラスの意識ずれ)に対して問い合わせたら「ここまでする工務店は他にはない」「(決めたことであるから今から変えることは)ビジネスなのでできない」と言われた。ビジネスライクな交渉は可能だが、基本的にはそれ以上の無理は聞いてくれない。また、メールでの問い合わせのレスポンスが1週間以上かかり遅い。 | × 融資先としては利用していないが、メインバンクであったので、定期の解約等の処理が必要であった。しかし窓口の処理が非常に遅くもう少しと引き延ばされつつ結局は1時間以上待たされた。 殿様商売としかいいようがない。 | ◎ 契約時に近くに来てくれるなどとても助かった。窓口に行くのも一度だけで済んだ。 | ◎ すべて電話対応。特に問題なし。 |
説明 | ◎ 物件に関する知識や契約について十分な説明があり安心感があった。 | △ 段階的に物事を決めていく方法がとられているが、各段階で何が確定するのか意識の相違が生じた。(具体的には下記) | × 同上 | ◎ 十分な説明があった。 | △ 用意すべき資料が多く煩雑すぎる。 |
ニーズ把握 | ◎ 希望をよく聞きそれにあった物件を紹介してくれた。 | × 希望を伝えていたにもかかわらず最終的には実現できないことがあった。(具体的には下記) | ー | ー | ー |
価格 | ○ 仲介手数料5%(どこも同じ) | ◎ ベースは50万/坪弱。いろいろと追加して、床暖房や照明器具まで含めても55万/坪程度。品質もよく価格面では非常によい。 | ー | ー | ー |
コメント | ほぼ満足できるレベルであった。欲を言えば、工務店を選ぶ時に他にも多くの選択肢のあることを教えて欲しかった。 | 私たちはカリナシリーズというパッケージをベースに様々な注文を追加していく形態になった。価格は安く、品質は高い。外観は洋風のものが多い。間取りは実用的。安く実用的な家を
お任せで作りたい人にはぴったり。こだわりがあるなら自分達で積極的に提案しないと実現は困難。
もともと安いだけに注文が多いと工務店としては手間がかかるだけで利益にならない構造になっている
ように思う。 とはいえ、建築にあたっては価格は無視できない要素なので、多少の割り切りは必要でしょう。 総合的には合格点。100%満足のいくものをめざすなら坪単価70万くらいを見ておく 必要があるのではないでしょうか。 | 大手過ぎる弊害か、今のところ特長を見いだせない。 | 顧客対応がよくローン金利も有利であった。 | 手続きが非常に煩雑。用意する書類が膨大。融資開始までに時間がかかるため つなぎ融資が必要になるなど、手間がかかりすぎる。店頭に行かなくてよいことだけが利点。 |
家の設計でうまくいかなかったことを以下にまとめました。 |
【意識のずれ】サッシガラスの種類の違い | ||||
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どうしたかったか? | 曇りガラスではなく透明ガラスを入れたかった | |||
どうなってしまったか? | 曇りガラスが発注されてしまった | |||
何が原因か? |
・建築確認図面に「型板」と書かれていたことを私たちが見落とした。 ・「型板」が曇りガラスのことだとはしらなかった。 ・ガラスの種類の最終確認が建築確認図面だったとは知らなかった。説明もなかった。 ・ガラスの種類の打ち合わせをしたのはサッシ選択の最初の頃だけだった。 ・工務店は隣の家に隣接する窓は曇りであるものとの固定観念があった。 | |||
どう対応したか? | どうしても譲れない窓については私たちの費用持ちでガラスを入れ替えた。 もともと安価な建物なので仕方ないとあきらめ。 | |||
教訓 |
・図面に書かれてることは常にそれでよいかチェックしておく。 ・ガラスに限らずいつが仕様の最終リミットなのかきちんと確認する。ガラスについては建築確認に申請する図面が最終確認のタイミングであると思った方がよい。ただしガラスの種類を選べない工務店もあるようなのでこだわる人は要注意。 |
【ニーズ把握】勾配天井 | |||||
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どうしたかったか? | リビングの天井をできるだけ広範囲に勾配天井にしたかった |
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どうなってしまったか? | 換気装置取り付けのため一部を通常天井にする設計にした。ところが、 後日、換気装置は廊下に取り付けることになったにもかかわらず、 一部通常天井はそのままになった。 | ||||
何が原因か? |
・換気装置の取り付け位置に意見を言うべきであった。 ・最初からリビングではない場所に換気装置を取り付けるよう要請すべきだった。 ・換気装置の取り付け位置等すべての設計が終わってから設計を確定させる。 ・工務店は一部通常天井にした経緯を十分理解してないかった(工務店からの提案であったはずであるが)。 | ||||
どう対応したか? | 換気装置の取り付け位置が決まったのは着工後であり変更できなかった。取り付け位置自体は 換気装置の動作音を考えるとリビングより廊下の方が望ましいので、 改善してくれたことはよかった。 | ||||
教訓 |
・できる限りすべてのことが決まってから図面等を確定させて着工に入るようにする。 ・工務店(設計士)にニーズを十分理解してもらう。 ・設計士と直接打ち合わせをする。(アサカワホームの場合にはそのような場がない。コスト削減のためにはやむを得ないか。) ・上記に対応してくれる工務店を選択する。 |
【ニーズ把握】廊下の手洗い | |
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どうしたかったか? | 1Fに洗面室、2Fにリビングを配置したため、2Fの廊下にコンパクトな手洗い台を設置したかった。 |
どうなってしまったか? | 当初スペースがなかったのでやむなくトイレ内に手洗い台を設置することにした。ところが 最終図面では2F廊下のスペースが広くなっており(階段の上りはじめの上部に2Fの床が張られた)、 そこには手洗い台を設置できることがわかった。 |
何が原因か? |
・2F廊下に手洗い台を置きたいと言うニーズを工務店が理解していなかった。
(一度そのような相談をし間取りまで検討してもらっていたが。) ・階段上りはじめの上部に床をはることができることに気付かなかった。 |
どう対応したか? | 図面に変更が入っていることに気付いたのは着工後であった。2Fの廊下スペースが広がることは デメリットではなかったのでそのままとすることにした。 |
教訓 |
・できる限りすべてのことが決まってから図面等を確定させて着工に入るようにする。 ・工務店(設計士)にニーズを十分理解してもらう。 ・設計士と直接打ち合わせをする。(アサカワホームの場合にはそのような場がない。コスト削減のためにはやむを得ないか。) ・上記に対応してくれる工務店を選択する。 |