パトンビーチの夕日
バンコクからプーケット・パトン
バンコクからプーケットへは飛行機で1時間弱です。プーケットは南北に約50kmくらいの大きな島で、空港は島の北部に位置し、
多くのビーチがあります。今回訪れたパトンビーチは空港から30km南で西海岸側になります。その東側がプーケットタウンです。
空港からはミニバスも出ていますが、時間もかかるようなのでタクシーを利用しました。空港にはメータタクシーの乗場があり、
パトンまでは約800TBでした。帰りはホテルでタクシーを呼んでもらい1000TBでした。約1時間くらいかかります。
プーケットタウンは島へ向かう船が発着する港があるなど島の中心ですが、慢性的な渋滞でパトンからプーケットタウンに行くだけでも
1時間くらいかかってしまうこともざらです。
プーケット・パトン
パトンには沢山の店が建ち並んでいます。中心部にはジャンクセイロンという大きなショッピングセンターがあり、
その一番奥にはBigCという大型スーパーマーケットも入っています。
レストランも周囲に多数あります。Sabai Sabai Thai Foodはビーチに近い小さな食堂で、
昼食にサラダ、バッタイ、カレー、ライス、ビールを頼んで500バーツくらいと安くて美味しいです。
もう一カ所、今回は行けなかったですが、本格的なタイ料理のNo.6 Restaurantはいつも行列です。ジャンクセイロンの
はす向かいにあります。
ジャンクセイロン
Sabai Sabai
No.6 Restaurant
タイ舞踏などタイの古典芸能を楽しみたいなら、サイアム・ニラミットが手軽です。屋外ではエレファントショー等(撮影可)を
、屋内の舞台では各地方のミュージカル風なタイ舞踏(撮影不可)を見ることができます。タイ舞踏をじっくり楽しむのには
少し物足りないですが、タイの芸能がどんなものかの入門には最適かと思います。施設内にはビュッフェタイプの
レストランが併設されています。プーケットタウン近くにあります(バンコクにもあるようです)。パトン等からは
送迎車付きのツアーが便利です。
プーケット・ピピ島
プーケット島の周辺には海のきれいな小さな島が数多くあります。中でもピピ島は人気です。プーケット島からは
プーケットタウン等の港から毎日船が出ており、船にもよりますが、2時間半ほどかかります。
現地でツアーを手配することができますし、ツアーであればホテルから港までの送迎も付き、多くは日帰りです。
なお、雨期は波が高いので、ピピ・レー島のマヤベイでは海水浴できないことも多いようです。
ピピ・ドン島は大型の船が発着できる桟橋があり、ビーチのみでなく、ホテルやショップ、
レストランもあります。
ピピ・レー島
ピピ・ドン島
桟橋の反対側のビーチ
ピピ・ドン島
桟橋側の通り
今回はプーケット空港で入手したツアー手配会社(アップルツアー)の日本語パンフレットをみて手配しました。
ホテルからの送迎付き、ピピ島でのシュノーケリングと昼食込みで1300TBととても安価です。
出発はパトンを朝7時という早い時間で、約1時間かけて
プーケットタウンのSea Angelというツアー会社の船の泊まる港に到着し、8時半くらいに出航でした。
船は大きく安定していますが、それほどスピードはでないので、
ピピ島までは2時間以上かかりました。途中、ピピ・レー島の入江でアンカリングして1時間ほど海水浴の時間が
ありますが、乗客も多く、船上も海もごった返し、海に入るラダーには人が群がりとんでもない状態です。
シュノーケルとマスクを貸してはくれますが、手に囚人のようにマジックで番号を書かれ、その上、
なくしたら1000TBで弁償と脅されます。季節のせいもありますが、海の透明度はせいぜい10m。
また、船上では、フリードリンクと聞いていたものの、フリーなのは水とインスタントコヒーだけ。
ピピ島の桟橋では入島料20TBが徴収されますが、そのくらいはツアー代金に含めておいて欲しいものです。
事前に聞いていなかったのでそのまま通ろうとしたら、突き飛ばすくらいの力で係員に押し戻されたのも
不愉快でした。さらに、ツアーに付いているピピ・ドン島で食べる昼食も標準以下、ビーチのトイレまで有料。
ということで、リゾートの優雅さは全くありません。安かろう悪かろうのツアーでがっかりでした。
ピピ島に行くなら、スピードボートを使った少人数のツアーの方がよいかと思います。ボートからのシュノーケリングが
必要ないならピピ・ドン島までフェリーで行き、島の町のレストランで食事することもできるでしょう。ピピ島の
ホテルに宿泊すれば、日帰り観光客のいなくなった静かなピピ島を満喫できるのかもしれません。
ただ、残念なことに、ピピ島もパトンも、タイらしい微笑みはほとんどありませんでした。あまりに観光客が多すぎる
のでしょうか。バンコクのホテルやレストランの方がずっとホスピタリティが高いと感じます。