アンコール遺跡観光の個人旅行メモ
アンコール遺跡観光を目的にシェムリップへ行きました。シェムリアップ空港(アンコール空港)へは日本からの直行便はありません。 もっともポピュラーなルートはバンコク経由で多数の航空会社が運行しており時間帯にも自由度がありますが、バンコクには行ったことがあるので、 今回はハノイにストップオーバすることにしました。航空券とホテルはSkyGate(DeNA)で手配しました。
ハノイはバンコクに比べると日本に近くフライト時間が短いのは良いですが便は少なく、 シェムリアップの観光に最適な冬はハノイでは曇りや小雨が多いので、これらの点を考えて旅行計画を考えることをお勧めします。
エアライン
料金に糸目をつけず、もしくは、余裕のある旅行日程を組めるのであれば、選択肢の幅は広がると思いますが、 今回はベトナム航空を選択しました。運賃は安いですが、機材がやや古かったり(エンターテイメントシステムや狭い座席)、システムが不便だったり (自動チェックインなし、一部ネットでの座席指定不可)といった課題も感じました。また、ハノイ-東京ルートは早朝便か深夜便しかなく、 ハノイでのトランジットも不便な便が多かったので、下表のような少々朝早い忙しい移動とせざるを得ませんでした。
出発到着便名備考
成田10:00ハノイ14:30VN311成田に8:00に到着するために早起きが必要にはなるがラッシュは避けられる。自動チェックイン機はなく受付カウンターに長蛇の列。座席のエンターテイメント設備のリモコンは故障していて動作せず。 ハノイでトランジット。
ハノイ16:35シェムリアップ18:15VN841トランジットに2時間。ノイバイ空港(ハノイ)のトランジットは税関手前に出発ロビーへ上がる階段がある。階段の入り口でパスポートとボーディングパスのチェックがある。出発ロビーには 多数のショップやカフェがある。カンボジアの入国にはVISAが必要で税関手前でも購入できるが、日本で準備してきた方が待ちは少ない。入国審査は役人仕事でのんびりしているばかりか、突然ゲートを閉めたりと対応は最低。eVisaの場合はバーコードが読めるように鮮明にプリントアウトしておくことが望ましい。
シェムリアップ7:15ハノイ8:55VN8422時間前に空港に到着しチェックインを済ませたものの、 出国ゲートのオープンは6:30。入国に比べてそれほど時間はかからないので6時までに到着すれば十分かもしれない。ハノイでストップオーバー。到着した日にハノイを観光し1泊。
ハノイ8:20羽田15:05VN384空港とハノイ市内は遠くタクシーで40分はかかる上、出発時間が早いので空港近くのホテルを利用した。2時間前に空港に到着。空港のチェックインはスムース。ただしこの便についてはなぜかオンラインで事前に座席指定ができなかった。機材はエアバスの中型ジェットA321、片側3席の1通路。通路側の席の方が良かったが、チェックインカウンターでは希望も聞かれず窓側席になってしまった。4時間半程度の短いフライトではあるが、個々の席のエンターテイメント設備もない。
通貨
カンボジアの通貨はカンボジア・リエル(KHR)ですが、シェムリアップではUSドルが使われており、 1ドル以下の釣銭があるとKHRで返ってきます。日本の空港ではKHRへの両替が出来ませんがUSドルがあれば十分です。 物価は日本の1/2〜1/3くらいとみておけばよいでしょう。
ベトナムの通貨はベトナム・ドン(VND)です。ホテルやレストランではUSドルも使えますが、シェムリアップに比べるとVNDを使うのが 普通です。日本の空港でも両替所によってはVNDへの両替が可能です。
気候
シェムリアップの夏は雨季、冬は乾季です。冬でも30度近くありますし晴れの日が続くので、冬の方が観光には適しています。
ベトナムは南北に長くハノイはその北部です。今回訪問した12月は到着してトランジットした日も出発日も雨、観光した日だけ幸い曇りでした。気温は20度くらいなので半袖では少し寒いです。調べてみると冬は雨量は多くはないものの日照時間は短いので小雨や曇りの日が続くようです。夏の雨量は多いですがスコールのような一時的な降雨でやめば晴れるのではないでしょうか。


Koji's DIY