Conductor-liteは次のステップでRaspberry piにインストールしてください。 Raspberry piのOSはJessieが前提です（RASPBIAN JESSIE WITH PIXEL April 2017で動作確認済みです）。インストールにあたってはRaspberry piの入出力ピンには何も接続しないようにしてください。
  1. インストーラのダウンロード
  2. インストーラの起動
  3. インストールの確認
なお、現時点では、アンインストールは未サポートなので、手作業でインストールしたファイル（ディレクトリ）の削除が必要です。また、万一に備え、インストール前にSDカードのイメージバックアップをとっておくことを強く勧めます。
インストールが完了すると32番ピンが出力ポートに設定され周期的なON/OFF動作を開始します。32番ピンを抵抗なしでGNDや電源に接続すると過負荷になりRaspberry piが破損する可能性があります。32番ピンは開放するか適切な出力回路に接続してください。
インストーラのダウンロード
Conductor-liteをインストールするRaspberry piに、 http://koji.windvane.info/conductorlite から conductorlite_installer.sh をダウンロードし、ホームディレクトリ（/home/pi）の配下にサブディレクトリを作成し、そこに配置してください。
インストーラのファイル名はバージョンが変わっても同一ですので古いconductorlite_installer.shが存在する場合は削除してください。 いくつかの方法がありますが、下記はRaspberryのコマンドラインでwgetを使った例です。 サブディレクトリ名はconductor-liteを勧めます。 
pi@raspberrypi:~ $ cd
pi@raspberrypi:~ $ pwd
/home/pi
pi@raspberrypi:~ $ mkdir conductor-lite
pi@raspberrypi:~ $ cd conductor-lite
pi@raspberrypi:~/conductor-lite $wget http://koji.windvane.info/conductorlite/conductorlite_installer.sh
--2017-06-17 04:36:23--  http://koji.windvane.info/conductorlite/conductorlite_installer.sh
Resolving koji.windvane.info (koji.windvane.info)... 157.7.184.26
Connecting to koji.windvane.info (koji.windvane.info)|157.7.184.26|:80... connected.
HTTP request sent, awaiting response... 200 OK
Length: 5656 (5.5K) [application/x-sh]
Saving to: ‘conductorlite_installer.sh’

conductorlite-0.1.10_instal 100%[===========================================>]   5.52K  --.-KB/s   in 0.002s 

2017-06-17 04:36:23 (2.91 MB/s) - ‘conductorlite_installer.sh’ saved [5656/5656]

pi@raspberrypi:~/conductor-lite $ ls
conductorlite_installer.sh
インストーラの起動
ダウンロードしたconductorlite_installer.shに実行権を付与して、Raspberry pi上で特権（sudo）で実行してください。sudoを使わないとスクリプト実行中に エラーが発生します。
インストーラではConductorliteのパッケージのインストールのみではなく、apt-getのupdate,upgrade、Conductorliteで使うパッケージ（UPnP）のインストール、apacheとsystemdのコンフィグレーションの更新を実行します。
関連パッケージ（apache2など）のインストールにおいて容量の確認が求められることがありますがデフォルト(Y)で進めてください。

pi@raspberrypi:~/conductor-lite $ ls -l
total 8
-rw-r--r-- 1 pi pi 5656 Jun 16 07:03 conductorlite_installer.sh
pi@raspberrypi:~/conductor-lite $ chmod u+x conductorlite_installer.sh
pi@raspberrypi:~/conductor-lite $ ls -l
total 8
-rwxr--r-- 1 pi pi 5656 Jun 16 07:03 conductorlite_installer.sh
pi@raspberrypi:~/conductor-lite $ sudo ./conductorlite_installer.sh
****************************
* conductor-lite installer *
****************************
 :
 ==== check depended software ===
:
(中略)
:
After this operation, 5,241 kB of additional disk space will be used.
 Do you want to continue? [Y/n] y
:
:
（以下、省略）
OSやapacheの最新化に数十分の時間がかかることがあり、ログ出力も多量になります。（ログ出力の例）
インストールの確認
ホームディレクトリにconductorCommとuniTimerの2つのディレクトリができていることを確認してください。 
pi@raspberrypi:~/conductor-lite $ cd
pi@raspberrypi:~ $ pwd
/home/pi
pi@raspberrypi:~ $ ls -l
total xx
drwxrwxrwx 6 root root 4096 Jun 17 07:35 conductorComm
drwxr-xr-x 4 pi   pi   4096 Jun 17 07:35 conductor-lite
drwxr-xr-x 3 pi   pi   4096 Jun 16 05:01 Desktop
drwxr-xr-x 6 pi   pi   4096 Jun 16 05:01 Documents
drwxr-xr-x 3 pi   pi   4096 Jun 16 05:01 Downloads
drwxr-xr-x 3 pi   pi   4096 Jun 16 05:01 Music
drwxr-xr-x 3 root pi   4096 Jun 16 05:01 Network Trash Folder
drwxr-xr-x 3 pi   pi   4096 Jun 16 05:01 Pictures
drwxr-xr-x 3 pi   pi   4096 Jun 16 05:01 Public
drwxr-xr-x 3 pi   pi   4096 Jun 16 05:01 python_games
drwxr-xr-x 3 pi   pi   4096 Jun 16 05:01 Templates
drwxr-xr-x 3 root pi   4096 Jun 16 05:01 Temporary Items
drwxr-xr-x 7 root root 4096 Jun 17 07:35 uniTimer
drwxr-xr-x 3 pi   pi   4096 Jun 16 05:01 Videos
サブディレクトリ（例では/home/pi/conductor-lite）内にインストールされたclstatus.shスクリプトで 状態を確認してください。unit-ID:で表示された文字列（下記の例ではb827ebf0d563）は 次のステップのサーバとの連携に必要になりますので記録してください。
communication procとflow control procがActive: active (running)となっていれば正常です。 
 
pi@raspberrypi:~/conductor-lite $ ./clstatus.sh
unit-ID:b827ebf0d563

communication proc:   Active: active (running) since Sat 2017-06-17 07:36:00 UTC; 5h 51min ago
flow control proc :   Active: active (running) since Sat 2017-06-17 12:16:38 UTC; 1h 10min ago

webサーバの動作を確認します。Raspberry piと同じローカルネットワークのPCから、 Raspberry piのIPアドレスを指定してインターネットブラウザでアクセスしてください。 Welcomeが表示されれば正常です。

http://ipaddress/index.htmlにアクセス
左記のページのリンク(cgi test)をクリック
http://ipaddress:8080/index.htmlにアクセス

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